コンタクトレンズ装用時の目の不快感というものはそのまま目の健康にもつながります。今回はどうしてコンタクトレンズ装用時に不快に感じることがあるのかについて考えてみましょう。
まず、一つ目はコンタクトレンズの乾燥です。コンタクトレンズ自体が水分を帯びているものになりますが、水分である以上は蒸発します。干からびたコンタクトレンズを見たことがある人は多いと思いますが水分がなくなればあんなに硬くなってしまうのです。しかし、逆に考えてみれば元々あんな硬いものを水分で柔らかくして目に入れているのですから異物そのものですよね。そうなんです、コンタクトレンズは確かに高度医療機器ではあるのですが、目からしてみたら異物と何ら変わらないものなのです。涙と同じ水分があるから気にならないだけで、乾燥してしまえばより気になるのは必須です。ちなみに、コンタクトレンズは直接目にくっついているわけではなく、間に涙を挟んで、涙の上に乗っかっている状態です。
そして、もう一つが酸素不足。目に異物で蓋をしてしまっている状態ですから、当然、裸眼の時よりも酸素不足なります。目も呼吸をしているので酸素が必要です。コンタクトレンズには酸素透過率という数値があるのですが聞いたことはありませんか?コンタクトレンズは酸素を通す仕組みになっているのでこの数値が低いほど、目は息苦しくなりません。酸素不足は涙不足に通じますので酸素透過率は気にするといいでしょう。
そんな保湿と酸素透過のスペックをいかに向上させるかをメーカー側では苦心しているのです。この保湿と酸素透過の両方に優れたのがジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビュー製品です。水分子を引き寄せる保湿成分をレンズに組み込んでいるため、レンズのみずみずしさが長時間層用事でも維持できます。また、レンズの素材として用いているシリコーンハイドロゲルは酸素透過率に優れた素材です。本来、角膜に必要な酸素量を100とした時、約98%も供給できる優れた製品です。愛用者が多いのも頷けます。ただ、他社製品よりも少し高いと言われているので敬遠している人もいるかもしれませんがアキュビューコンタクト専門通販サイトなどを使うと安く購入できるので、この機会に検討してみるといいでしょう。