放置しておくのはキケン!コンタクトレンズはしっかりケア

つけるだけでクリアな視界が手に入るコンタクトレンズ。メガネのように視界を遮ることなく裸眼と同じ感覚で使えるので非常に便利です。ただ、使ったあとはしっかりケアしないと眼病の元になるので危険です。

コンタクトレンズの汚れには、大きく分けて2つあります。1つが外的要因。化粧品や大気中のほこり、手指の汚れといった外部からつく汚れで、ある程度防ぐこともできます。そしてもう1つが内的要因。たんぱく質や脂肪といった涙液成分からつく汚れで、防ぐことはできません。ケアをおろそかにしたり、間違った方法でのケアを続けたりしているとコンタクトレンズにこういった汚れが溜まっていきます。つけ心地の悪さや思わぬ目のトラブルにもなりかねないので、ケアが大事なんです。

ハードレンズのケアには洗浄液や洗浄保存液、たんぱく除去剤などが使われており、それらのほとんどがつけ置きタイプです。ただこれだけだと汚れを落としきることができません。こすり洗いを併用するのが大切です。こすり洗いにはコンタクトレンズの表面についた雑菌をこすって落とす効果もあるので、きちんとやりましょう。

ソフトレンズのケアにはマルチパーパスソリューション(MPS)、過酸化水素、ヨード製剤、コンタクトレンズ装用時につける装着液などが使われており、最近は1本で洗浄・すすぎ・消毒・保存ができるMPSが主流となっています。レンズケースも毎日洗浄、乾燥させて定期的に交換するようにしましょう。ケース内に液を継ぎ足して使ったり、前回残った液にコンタクトレンズをつけたりすると感染症の原因になるので注意が必要です。

もしケアが面倒なのであれば、使い捨てタイプのコンタクトレンズを使ってみてください。1日使い捨てタイプなら朝つけていたものを夜はずしてそのまま捨て、翌日また新しいコンタクトレンズを使うというサイクルなのでケアする必要がありません。常に清潔な状態で使えるのも大きなメリットです。特におすすめなのはWAVEのコンタクトレンズ。1日使い捨てタイプのネックともいえるコスト面を限りなく抑えており、質のいいものを手頃な価格で買うことができます。自分に合った形で、コンタクトレンズの汚れ対策をしてみてはいかがでしょうか。