遺伝だけじゃない!身長を伸ばすための生活習慣

身長が低いのは、親が小さいからと遺伝によるものと決めてしまうのは早いです。確かにそれもありますが、発育と成長は生活習慣という後天的な要素によって決められる部分が大きいからです。

特に関係性が強い習慣として、食べる・寝る・動く、の3つがポイントです。食べることは材料を用意することで、これがなければ何も始まりません。動くのは骨を縦方向に動かせるスポーツが効果的で、特に良いのはバスケットボール・バレーボール・ジョギング・縄跳び・ダンス、などとされています。これらのスポーツの特徴として、ジャンプする動きが多いことに気づきます。垂直方向に刺激を与えると、骨がその負荷に耐えようとして発達することが理由と考えられます。スポーツで背を伸ばしたいと思ったら、一部の筋肉にだけ負担をかけるのではなく、体全体をバランス良く使う動きが出来るものを選ぶと良いです。

最後の睡眠に関しては、昔から寝る子は育つという格言もあるくらいです。成長ホルモンが分泌されるのは夜中の12~2時がゴールデンタイムと言われていますから、この時間にしっかりと眠っておくと成長しやすくなるのです。また、眠ることにより重力がかからず、垂直方向に伸びやすくなります。